創業者:柳沢源内について
知恵と技術と機械が生み出す、新しい可能性
私が技術者を志した頃、日本にはようやく国産のオートバイが生まれようとしていました。若き日の本田宗一郎さんと、おにぎりを頬張りながらオートバイについて語り合ったこともありました。BMWの技術に憧れ、その完全コピーをつくろうとしたこともありました。手づくりの、ゴツゴツとした技術があった時代でした。
そして今、コンピューターの時代だといわれています。ソフトウェアが大手を振っています。
でも、たとえば何かを生産しようとしたとき、コンピューターの先っぽにあるのは、昔と同じゴツゴツした機械です。最先端マシンと呼ばれるものも、分解すればネジと歯車。ハイテクは、ローテクの集積なのです。
私たちはそんな手作りの技術を駆使して、さまざまなものを形にしてきました。
最先端の半導体生産を支える大型機械もあります。
「のし」を製造する機械もあります。
「こんなことができないか」というお客さまのご要望に、文字どおり知恵を絞って応えてきたのです。知恵と技術と機械が生み出す、新しい可能性。それが「エンジニアリング」というものだと、私は思います。
私たちは、エンジニアリングが好きです。
難題に答えようと、悪戦苦闘するのが大好きです。
なんとかならないか?とお考えのあなたに、形あるものを通してお役に立つべく
今日も色々な可能性について探っています。